ミュージカル空海~HERO~since2023
弘法大師空海が現代を見た時に
何をメッセージとして伝えようとされるか?
また、現代の悩める青年舞人は生きる気力を見失った人生から
どう希望を見出して再び歩き始めるのか?
現代に生きるすべての人に贈る
生きる希望のメッセージを舞台で演じます。
2023 10月 高知公演
第75回高知市文化祭行事
かるぽーとリニューアルオープン記念










2024 7月 新潟公演











2025年 2月22日23日 長崎県佐世保市公演
2025年 5月31日6月1日 高知県高知市再公演
2025年 6月14日15日 新潟県長岡市再公演
各地域に於きまして、HERO~空海と青年の物語~、無事に終える事が出来ました。
ご協力頂いたみなさま、インド大使館・領事館のみなさま、ありがとうございました。
この舞台、私の癖なのですが、
上手く行ったか?
ちゃんと演じられたか?
など、、、どうでもよくて、
それよりも、生き難い彼らが、希望を失いかけた彼らが、
少しでも何かを感じて帰ってくれただろうか?
ただそれだけを思うのです。
そこに行き着かない演じ方ならば、それは失敗に終わった、と言っても過言ではないかと。
その同じ気持ちで役付きのみんなは、舞台に立ってくれていただろうか?
ただそれだけが気がかりな訳です。
また何時か、こんな気持ちを共有し、一緒に舞台に立てたらと願います。
またみんなと、少しでも誰かの役に立つことをやって行けたら素敵だな、と思います。
太古の聖典「ヴェーダ」
神が人類に降ろされた、永遠不変の法則、と言われる。
サンスクリット語で記されたそれは、シュルティ(聞くもの)と呼ばれ、口伝のみで伝えられたもの。文字には起こさなかった。
時代は経ち、人類は叡智を失いヴェーダの一部分だけが僅かに残った。
後にそれをパーリー語で書き記し、仏典と共に北の学舎・ナーランダ寺院に保管された。
これを当時の中国の僧侶たちは写経し国に持ち帰り、その後日本に伝わったと。
最初に日本に伝わったのが聖徳太子の頃だろうか。
約5千年前の縄文の民は、新天地を求めて渡って来た民族に取って代わり、弥生の文化が始まった。
後の日本は争いが絶えなかったようだ。
身近にその様を見て聖徳太子は国の平定を模索し、伝わった仏典に希望を見出した事だろう。
それは小乗仏教、と呼ばれた経典だった。
ナーランダ寺院から中国に入って来た経典は膨大で、それを整理区分けするのに苦心したと。
そこで天才僧侶・智義は、大乗仏教と小乗仏教に分けたと。
大乗仏教は、大衆が・・・と言われるが、大まかに仏陀・ゴーダマシッタールダの弟子が書き残したであろう経典。
小乗仏教は、仏陀が示した「戒律」と、ヴェーダの教えが地方の土着の宗派に癒合した経典なのだろう。
聖徳太子が希望を見出いしたのは、この中の小乗仏教だった。
「仏教を国教とする」
自身の地位の確保の為に肉親の命すらも奪うような、争いの絶えない民族になり下がった日本民族を、この「戒律」とヴェーダの教えを基にした小乗仏教で人間性を取り戻そうと大改革を行った訳だ。
やがて日本民族は、この小乗仏教の戒律(行うべき事と、行うべきでない事)を実践する事から学ぶ、慈愛、謙虚さ、慈しみ、繊細さ、と言う、今で言う所の「日本人特有の」人間性を取り戻して行く。
後に、再度この小乗仏教が再び日本をけん引する事となる。
それが、「空海」が伝えた真言密教の存在と実践だった。
「空海」をテーマにする以上、聖徳太子が、空海が示した、再度復興する事が出来た「日本人特有」の人間性を、同じく取り戻す気っかけになる舞台になるべき、と言う傲慢な想いを抱いて、舞台に臨むのもいいのでは、と思うこの頃です。
都農町制100周年記念オリジナルストーリー
神武 -JINMU-
はじまりの物語
踊りと芝居、音楽で織りなす町民参加型舞台

芸術による平和活動
70年の祈り~幸福の連鎖~

