【個人セッション~リーディング~】
2021年5月6日の出来事☆
何時も個人セッションの時は、クライアントさんの情報は一切聞かない事にしています。
名前は勿論、性別も、仕事も、家庭環境も、何もかも。
先入観が無くスムーズに行いたい、と言う思いもありますが、
それよりも、クライアントさんが、私に紹介した知人などが事前に知っている情報を話されている、それを元に話しを作っているのでは?、と思われるのは、クライアントさんをとても残念な思いにさせてしまいます。
また、その場、時間を長い年月をかけてセッティングしてくださった宇宙、神さま、ご先祖さま達、の思いが無になると思うものですから。
▼今日のセッション
今日は良く晴れていて、気候も暖か。
車を止めて、いざ個人セッションの会場へ。
歩き始めた私の元へ、私の「インドの神さま」が、一人の女の子を連れて来られました。
歳は6歳くらい?
おかっぱ頭で、ピンクのサクランボ風のボンボン?を頭に2つ髷を結っています。
ニコニコしながら、まるで天使の様。
「インドの神さま」がその女の子に、「さぁ、伝えてあげなさい」と言ったゼスチャーを。
女の子は話し始めました。
「私は、今日あなたに会いに来る私のお母さんから生まれる予定でしたが、生まれてすぐ肉体を離れました。」
「お母さんに伝えて欲しいのです。こちらの世界で、私はみんなに見守られながら成長しています。」
「お母さんに、もう心配しないで、私は大丈夫だから、とお伝えください。」
そんな会話を続けながら、歩きながら会場に到着しました。
やがて来られた一人の女性。
座って頂き、一通り個人セッションの説明をして、すぐに先ほどの女の子のお話しに。
クライアントとしてこられた彼女は、私が「小さな子供さんがね、、、」と話し始めると大粒の涙を流されていました。
聞くところによると、彼女は何年か前に一人の子供を死産されたと。
「女の子、でしたね。」と言うと、またハラハラと涙を流されながら「はい、そうです。」と。
「お嬢さんが向こうの世界で、守られながらすくすくと育ち、自分のことばで今日、お母さんへのメッセージを伝えられたのですよ」、と伝えました。
「胸の奥に、娘さんの事が気がかりで重たい思いを抱え続けてきている、と女の子が言われてましたよ。でもね、もう安心して、って。
何も心配することは無く、守られて過ごしているから、と。」
「お母さんの抱える胸の重さを軽くしてあげたい、と、今日来られたから。安心しましょうね。」と。
そして続けて言われたのが、
「自分は肉体を持って生きる時間が無かったおかげで、色々なシガラミをまとわり付かせないで済みました。
そのおかげで、次の人生ではいつも誰かを助ける運命の流れを作る事が出来ました。」
「死は悲しい出来事ですが、単純にそれだけではなく、
時にはその経験が多くの人の助けとなる魂を育成するきっかけにもなるのです。」と。
言うべき事を伝え終えて、女の子はやっと気持ちが楽になった様です。
しばらくすると、今度は一人の男性が来られました。
彼は、亡くなる時、胸が圧迫されて呼吸が苦しかった、と。
そして、腹部に「水」が溜まっていた、と。
彼は世界中沢山の旅行をした、と言われました。
クライアントの彼女に話と、
「あ、それはおじさんです。」、と。
亡くなる時、腹水が溜まり、胸が圧迫されて亡くなっている事。
旅行会社に勤めていて、添乗員として色々なところを旅していた、と。
おじさんは、言いました。
「彼女は、家庭の事で悩んでいる、でもその悩みは無駄な悩みだ。」と。
「人生で重要なのはもっと別にあるのだよ」、と。
「家庭の事で悩み過ぎて、心が苦しくなる様は、見ていると辛い」、と。
「あまり気にし過ぎないでおきなさい」、と。
そして、おじさんは、
「こちらの世界に来て分かったことは、
魂の道しるべとなり、力となるのは、生きている時に、祈りの時間をどれだけ持つことが出来ていたか、それが唯一の、魂の道を照らす力となるのだ、と言う事が分かったよ」と。
「だから、家庭の事で色々悩み過ぎてしまわない様に。
それよりも、もっと旅をしなさい。
そして、神さまの所に行き(寺院など)、手を合わせて、神さまに会いに行きなさい。
それこそが、人生で価値あることだよ」、と。
生まれて来ても、会う事が叶わなかった娘さんのメッセージと、
おじさんのメッセージを抱きしめて、彼女は帰って行かれました。
~・~・~・~・~・~
個人セッションを行う毎に、毎回思うのですが、
話しかけて来て下さる皆さんが、本当にずっと話したくて、ずっと待ち続けていた、と言う思いを感じます。
でも、生きている我々は、その声を聴く事が出来ません。
何故ならば、何時も身の回りの事で、頭が、心が、いっぱいで、
その考えている事以外の事が、もう入っていけない、満杯状態だから。
声は何時の時も、私たちの身の回りに、いっぱい溢れています。
その声に、心の耳を傾けて、聞く事が出来たら、
もっともっと、良い世の中になる事、間違いないのですけれど。。。。
藤の花が咲き乱れ、美しく彩る今日この頃です。
自然は持っている自身の特性以上の事を望まず、
そのままで、ただそこに居る。
それが自然な姿で、それが宇宙のリズムに合う事だよ、と
教えてくれているようです。
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