今日、ご依頼を受け個人セッションを行わせて頂くお家へ伺った。
今日のクライアントさんはすでに準備され、私を待ってくれていた。
セッションが始まる前に、すでにクライアントさんに関係する方々が接触して来る場合も多々ある。
今回も個人セッションが決まった時点で、事前にコンタクトが始まっていた。
彼女の前に座り準備を始めると、霊的に媒体となる体質を持っていた「ある方」が現れた。
足が不自由で、お腹の辺りにある問題を抱えて亡くなっている。
結局は血液の問題だった、と。
そして、耳が片方上手く機能していない時期があった、と。
この事を伝えると、彼女(クライアント)は自分の事を理解できるだろう、と。
クライアントである彼女は、祖母に間違いない、と確認された様だ。
祖母は、彼女の事をいたく大切にされていた様で、「可愛い私の娘」と言った。
祖母は、彼女にメッセージがあると言った。
それは、家族との関係に関してだった。
家族との関係が上手くいっていない、理解し合えていない、と。
彼女は血縁と一緒に住んでいない、と。
それと、家族の一人が胸に強い痛みを持っていて、以前に事故か何かで胸を痛めた事と、彼女とのやり取りでも心を胸を痛めている、と言った。
彼女の親族への苛立ちから、分かち合うことが出来ずにいる、と。
彼女にその事を伝えると、まさにその通りで、母、兄弟とは殆ど連絡を取り合っていない状態で、会話もほとんど無い、と。
特に母親とは、会話をする毎に苛立ちを感じ、相容れない思いで一杯になる、と。
その母は、数年前に自動車事故で胸を強打し、しばらく呼吸が困難だったと。
祖母は続けた。
自分も生きている時にそうだったが、特に血がつながっていない家族には極端だったが、とても冷たく、厳しく接していた、と。
それが、死後、自身の胸に重くのしかかり、「次の段階」に行く事の足かせとなっていた、と語った。
あの時、なぜもっと相手の考え方、想いを尊重して向き合えなかったのか? もっと相手の身になって考えてあげれなかったのか?何度も記憶を振り返る事になった、と。
自分の考え方は未熟だった、と語った。
そして、
彼女に、自分の様な過ちを繰り返して欲しくない、と語った。
もっと大人の目線で家族を見て、それぞれの短所すらも認め、相手の立場になって考えてあげて欲しい、と。
死後、彼女が自分の様に重い足かせを心に抱いたままでこちらの世界に来ることが無い様に、このメッセージを自分が光の世界に行って、コンタクトが取れなくなる前に、どうしても伝えたかった、と。
そして、この言葉を送った事を忘れて欲しくなく、この桜が咲く時期に、あなたに来てもらった、と。
毎年、桜の時期には自分が彼女に伝えた言葉を思い出してもらう為に、と。
人間には個性があり、1度や2度のアドバイスで変われる事は無い。繰り返し修正を思い出す事で、少しずつ変化することが出来るものなのだから、と。
だから、この桜の時期を選んであなたにメッセージを送る様に仕向けたのだよ、と。
祖母は生前、霊的なモノが見える「霊能力者」で、問題を抱え頼ってきた方々を支え、人々の大いに助けになったそう。
しかし、祖母曰く、その様な「良い事」などはどうでもよくて、問題は、心に残っている人として出来なかった事、が重要だった、と。
そして、祖母は続けた。
食べ物に関する仕事をしている家族がいる、と。
彼の事が心配だ、と。
彼女に聞くと、弟さんが新潟の古町でラーメン屋を営んでいる、と。
祖母は、彼は苛立つことがある、と。
思いが届かず、想い半ばで物事が途絶える事を何度も経験し、自身を安心させ癒すことが出来ずにいる、と。
彼は、本来、自然の中(森や小川)にいる事で心の安定を取り戻すことが出来るはずだ、と。
彼は、本当はみんに優しく接したい、やさしくありたい、と願っている。しかし、それが出来ないもどかしさで心が落ち着かない。
彼も頑固で、人の言葉を聞かないだろう。だから、時々、顔を見に行くだけでもいいから行ってあげて欲しい、と。
そして、祖母は、彼女は祈りを忘れた、と。
子供の時に祈りを教えたのに、今は何もしていない、と。
彼女に伝えると、自身の家には神棚も仏壇も無い、と。
そして、祈る、と言う事は、特段何もしていない、と。
祖母が子供の時に、良く神社や仏閣に連れて行ってくれたが、それ以来、手を合わせる、と言う事は滅多に無い、と。
祖母は、信仰心など無くてもいいから、とにかく、神聖な場所(御札を張るとか)を作り、そこに毎日手を合わせる様に。
今ある人生で助かっている事が起こる場合、それは過去生で祈りの回数に応じて溜まった神さまの恩寵と言う貯金を使っているモノで、それが補充される事無くただ使られるのであればそれはいずれ空になる。
だから、今から貯金を祈りをためる様に、と。
クライアントである彼女は、少し落ち着いて、祖母の言葉を飲み込んだ様でした。
自身の女の子供を幼い年齢で無くしてしまった祖母は、彼女を自身の子供の様に可愛がったそうです。
その祖母からの最大限の愛のメッセージだったかと思います。
4月10日の今日は、インドの暦上では、2万年前に実在した、神の化身・ラーマ王子の降誕祭。
聖なるこの時に、祖母はこの日を選び、また、桜の時期ごとにメッセージを思い出して欲しいという願いから、4月の桜の時期に、神々と相談し、計画し、今日となりました。
世界が平和であります様に。
聖書で警告し続けた、誰かに意識をコントロールされ(洗脳され)、神聖意識から人々が離れてしまわない様に。
冷静に今の世界情勢を判断できる様に。
マスメディアの情報操作に乗っかって、自身の冷静な判断を手放してしまわない様に。
心から祈ります。
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