神さまの計画の一片】 其の二
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思い出話し、的な、懐かしいお話を一つ☆
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<出雲・物部神社と新潟と言う地>
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▼平和の祈り・音楽奉納
2000年から一緒にアーティスト活動をさせてもらっている音楽家・岡野さん。
そして、岡野さんを通じてお会いさせて頂いたブルーハーツのドラム・梶原さん。
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2012年に、お二人が出雲の物部神社と言う場所で奉納演奏を行う際、SUGA IZANAI として踊りでご一緒させて頂いた時の、物部神社の主神との不思議な物語です。
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私はこの時初めて「物部神社」と言うお社がある事を知りました。
どの様な神さまのお社なのか?
全く知りませんでした。
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▼巨大なアブ
広島原爆の残り火を捧げながら、岡野さん、梶さんと言うプロのアーティストたちが中心となって行われる平和の祈り。
神さまへ音楽を奉納する神聖な儀式。
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この時、まずは正式参拝を、と宮司様からご神事をして頂いている時の事。
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ご神事も後半に差し掛かった頃、正式参拝に入っていた10名ほどの参列者の頭上を、大きな大きなアブが1匹、ブンブン大きな音を立てながら飛び回り始めました。
かなり大きなアブだった為、刺されたらどれだけ痛いか。
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みんな声を悲鳴をあげながらアブを避けようと必死でした。
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しばらくみんなの間を飛び回っていたアブは、やがて私の膝の上に止まりました。
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私の親指ほどある巨大なアブ。驚いた。
もし刺されたら大変だ。しばらくは傷口が膿んでかなり苦労をする。
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私は肩に掛けていたカバンのベルトでアブを払いのけました。
アブはそのまま床の上に落ちました。
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私は足元に落ちたアブがどうなったか?と、すぐに覗き込みました。
アブは床の上で動かないでジッとしていました。
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すると不思議なことに、そのアブが私の心に直接話しかけて来ました。
私の頭の中、心の中に話しかけてくる、そんな声が体・心の中に響いて来ました。
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▼主神の化身と天界の摂理
その声はこの様に言われていました。
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「私は、ここの社の主神です。」
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「この地上の人間界にも寿命がある様に、天界にも寿命があります。
私には、もう次の段階に進まないといけない時期が来ています。」
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「しかし、神霊が次の段階に進むためには、一旦、地上の生き物に生まれ変わり、そして、しかるべき方、存在からその命を絶って頂き、その生を終焉して頂かなくてはなりません。」
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「そうすることによって、より早く、私たち神霊は次の段階に進み、さらに霊的進化を遂げて数年後、再び地上に降り立ち、今まで以上にこの世での役割を果たす事が出来るのです。」
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そう言われました。
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・・・天界にも寿命が・・・・
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私は右手を彼の前に差し出しました。
すると彼は、私の中指の先端からゆっくりと登って来て、手のひらの中央に収まって静かになりました。
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私は膝の上に手のひらを上にして彼を乗せたまま、ご神事が終えるまで、と彼を保護しました。
彼は静かにジッとして、微動だにもせずにそのまま休んでいる様子でした。
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私が座っている直ぐ斜め前に、純子さんが座っていて、私の手の上の大きなアブを見て、私を心配してくださり、
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「ハルさん!!何やってるの?!!危ない!!」
と、心配して声をかけてくださいました。
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私は、大丈夫ですよ、と合図をして、ご神事が終わるまで彼と静かに待ちました。
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▼昇天
ご神事が終わり、みんなが席から立ち始めました。
私も席を立ち、いく人かの方が心配そうに手のひらの大きなアブに目線を落としてくれている中、外に出て敷地の脇にある草むらに、彼を自然の中に戻してあげようと、土の上に移動させようとしました。
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手のひらを少し斜めに傾け彼が降り易いようにすると、彼は私の手のひらの上を転げながら、地面の上に落ち動かなくなっていました。
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彼はすでに私の手のひらの中で息絶えていたのです。
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一瞬、「?」と思いましたが、すでに昇天されたのだと気づいて、
「ああ、行かれたのだなぁ。よかったぁ。」
と心の中で思い、これからの彼の動向を思いました。
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▼新潟との深いつながり
後に初めて知り驚いた不思議な話がありました。
それはなんと、物部神社の主神(御祭神)は、宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)と言う神さまで、天香具山命(あめのかぐやまのみこと)を娶り、後に出雲より出でて、二人で新潟の地に鎮座された。と。
それを祀ったのが、弥彦神社である、と。
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そう、物部神社と新潟の弥彦神社は、同じ御祭神でつながってるのです。
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▼時は来たり、と
御祭神が昇天されて、数年後の今、この時。
あの時、彼が言われた
「数年後に、再び地上に降り立ち・・・」
のその時期が来たかと、感じるのです。
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今年の天河神社の節分祭への道の途中、この出雲・物部神社様へお伺いしてくる事にしました。
2021年の2月1日、9年ぶりにお会いしてきました。
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▼神々の計画のはじまり
再び地上にご降臨され、この地を治め、平定への道を築かれる、
神々の活動の始まりの足音が聞こえる様な、そんな気がします。
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混乱と停滞を経験するこの今の世の中ではありますが、
神のご計画は着々と進んでいて、この時代を超えたその先に、数年後、もしかしたら数十年後かも知れませんが、確実に、さらに開かれ守られた世界が用意されていると、この様な経験をさせて頂くそのたびに強く感じ入るのです。
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そして、その動きに深くかかわることになっているであろうこの地・・・・
心もとない、軽はずみなことが多いこの世の中ですが、
人としての出来うる限りの、堅実な、節理にかなった事をコツコツやり遂げて、良い世の中が来るように、準備が出来たらと願います。
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必ず、世界は動き始めると信じたいですね。
今までと全く違う様相かもしれませんが、確実に、未来は動き始めている、と。
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▼物部神社の謂れ
御祭神・宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)は、物部氏の御祖神として知られております。御祭神の父神である饒速日命(にぎはやひのみこと)は十種神宝を奉じ、天磐舟に乗って大和国哮峯に天降り、御炊屋姫命(みかしきやひめみのみこと)を娶られ御祭神を生まれました。御祭神は父神の遺業を継いで国土開拓に尽くされました。
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神武天皇御東遷のとき、忠誠を尽くされましたので天皇より神剣韴霊剣を賜りました。また、神武天皇御即位のとき、御祭神は五十串を樹て、韴霊剣・十種神宝を奉斎して天皇のために鎮魂宝寿を祈願されました。(鎮魂祭の起源)
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その後、御祭神は天香具山命と共に物部の兵を卒いて尾張・美濃・越国を平定され、天香具山命は新潟県の弥彦神社に鎮座されました。御祭神はさらに播磨・丹波を経て石見国に入り、都留夫・忍原・於爾・曽保里の兇賊を平定し、厳瓮を据え、天神を奉斎され(一瓶社の起源)、安の国(安濃郡名の起源) とされました。
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次いで、御祭神は鶴に乗り鶴降山に降りられ国見をして、八百山が大和の天香具山ににていることから、この八百山の麓に宮居を築かれました。(折居田の起源)
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▼天界の真理
ある聖者が、
「天界の神々ですらも、人間に生まれることを皆、待ち望んでいる」と言われていたと聞きました。
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見えない世界の話になると、時々、あたかも見えない世界の事を知っているかの様に振舞ったり発言する人もいます。
人間と言うものは、時には自分が他の人と違う力や、ポジションを持っている、と誇示することで自分の居場所を求めて安心する場合がある様です。
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私たち人間が、天界の真理・摂理を全て理解することは不可能だろうと思います。
だから、「起こる出来事の事実」を持ってして、見えない世界を語る必要を感じます。
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